2009年10月9日金曜日

h21.10.9 飾磨の祭りです(恵美酒宮天満神社)




















 飾磨工業高校の校舎のすぐ南に、屋台の倉庫があります。
 祭りが近づくと、夕方から太鼓の練習が始まり、多部制3部の授業が始まる頃には、トントン テンテン、太鼓の練習が始まり、祭りムードが日を追うごとに次第次第に高まります。
 8日、9日がこの地区の祭りです。校舎の南の道路を屋台が練り歩きます。ここ恵美酒宮天満神社神社の祭りは、輿1台、屋台8台、子供神輿1台、台場練り獅子舞という構成です。台場練り獅子舞は、24人の練り子が土台で練るもので、姫路市指定重要無形民俗文化財だということです。
 職員会議の開始前に、「よーいやさー」「よっそい」というかけ声が響き渡り、その声の中に、子どもの声が混じっています。播州の子どもたちはこの祭りで育ちます。人と地域を育てる祭りと言っていいと思います。校舎の窓から見ていると、屋台を引く知った顔が見つかったりします。

 職員会議の司会者が、「会議を始めます。座ってください」と声をかけることになります。町が活気づきます。人々の気持ちに張りができます。町にも人々の心にも「ハレ」の空間が広がります。「よーいやさー」とは、祭りのために異界から我々の住む人間界にお出ましになったカミが、「食い物(供え物?)をよこせー」と言っているのだ。「よっそい」とは「そーら食べろ」と応答しているのだと、地域の人から聞いたことがあります。本当かどうかは分かりませんが。
 由来を知っていらっしゃる方は教えてください。
 さて、いくつか写真を貼り付けます。ご覧ください。(2009.10.9)